林道コースガイドＶｏｌ．9（２０００．３）
前編
東名高速道路、名古屋インターチェンジから東へ４５ｋｍ。地元では幽霊が出るとのうわさで有名（笑）な
伊勢神峠の先、愛知県設楽町にある林道を紹介します。林道の近くには最近出来た温泉も。この林道
には去年の８月と、この２月に走ってきました。夏と冬の林道の表情の違いをお楽しみください。
林道は
●一般の道路とは異なり地元の人や山の所有者が作業や仕事で使うためのものである場合も多く、通行の
さいにはそれらの方々の迷惑にならないようにするのが第一です。工事中の場合も同様です。
●道幅が狭い上にガードレールやカーブミラーも無いことが多くバイクやハイカーもおり事故には充分注意
が必要です。これらが守られないと「一般車やバイク通行止め」の動きが広まってゆき、走る場所が無くなっ
てゆくことになります。
●天候の変化で路面状態が急変したり土砂崩れによる災害なども発生しやすいため通行には充分注意が
必要です。崩落個所を強行突破するような無茶はやめましょう。ヤバイときは引き返す。これが鉄則です。
●以上のことに十分注意して自分の責任と判断で走行してください。だだしそれでも事故、トラブルに巻き込
まれたとしても作者は一切責任を負えません。
ルートプロフィール
| 所在地 | 愛知県設楽町 昭文社ツーリング・マップル中部Ｐ３２（Ｂ−２） 中部２輪車ツーリングマップＰ４１ |
| ダート延長 | 澄川林道 ３ｋｍ、駒ヶ原林道４ｋｍ 設楽町内にはガイドｖｏｌ．２でも紹介した林道もあり、愛知県の林道スポットの一つです。 |
| ダート路面状況 | 澄川林道：土と砂利で比較的フラット、道幅は２ｔトラックサイズ 駒ヶ原林道：土と砂利だが後半のくだりは路肩の側溝を掘り返したり、土管を埋め戻した跡が大きな段差になっていたり．．．乗用車タイプでは苦しいか？ |
| 通行可能時期 | ２〜３月は積雪があるかもしれないので注意が必要かも 今回（２月初旬）は最大でも５ｃｍぐらいで、走行は可能であった |
| 特記事項 | 今回のコース以外では工事も行われており、支線は通行止の可能性大 新城営林署 ０５３６２−２−１１０１ |
乗り物別走行ガイド
| 自転車 | 国道２５７号線を使って一周すれば３５ｋｍ、ちょっとハードかな？ 帰りは稲武温泉でひとっ風呂 |
バイク |
駒ヶ原林道は路面が荒れていて下りにするのはつらいので、コースを逆に回った方がよさそうです、ジャンピング・スポットでハッスルしすぎないように（笑） |
車 |
林道に沿ってながれる渓流の美しさがみごとです。途中車を止めて道草しながらのんびり走りましょう |
夏と冬の林道
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←冬の段戸湖 シーズン中はフライフィッシャーでにぎわう この湖も現在は氷に閉ざされて冬眠中。 伊勢神峠からは美しい渓流沿いの道が続きます。 車のＦＭラジオからはＭｉｓｉａの歌声がとぎれとぎれに、遠く近くに流れていました。 |
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←段戸湖から峠を下って、「澄川林道」 入口の宇連集落へ。 民家の庭先のアジサイが見事でした |
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←冬の澄川林道 つけられた轍はわずかに２組。こんな季節でも走る物好きはいるようです。 轍のあとは下駄山とＢＦのマッテレでした。（笑） 夏の澄川林道→ うっそうとした杉林の間を通り抜けて行きます。 |
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←冬の澄川林道 林道の途中で見掛けた氷の芸術。 夏の澄川林道→ 林道沿いは小さな草花がいっぱいでした 車のエンジンを止めて写真を撮っていると、虫の声が．．． |
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←駒ガ原林道起点 澄川林道と駒ガ原林道の中間の三叉路 にこの道標はあります。 熊笹が元気よく茂って、道標が見えにくい ほどでした。 |
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←林道ガイドＶｏｌ．８ 後編へつづく→ （今回は写真の数も多いので、前後編で紹介します） |