北海道のみちを旅する（南・大雪山系編） |
 ＜東大雪湖に沿って走る＞ |
★新得町からトムラウシ温泉へのみち 新得の町から十勝川に沿って大雪の山々へ分け入って行きます。 この先はガソリンスタンドもありません。 航続距離の短いセローにはつらい道です。 |
 ＜湖まで降りてみた＞ |
★東大雪湖 南北１０ｋｍほどもある東大雪湖も、上流部になってくると川幅も徐々に狭くなって道路と湖が近づいてきます。道路からの降り口を見つけて湖岸のダートに降りてみました。 見渡す限り人気の無い湖と山々。風の無い湖面は鏡のように平らで周りからは何の物音も聞こえません。 は〜、やれやれ。一時間ほど小休止．．． 早朝、小樽に上陸してから走りづめでしたが、ようやくのんびりした気分になりました。 水辺にバイクを停めて写真を撮る時はバイクの安定にご注意を。 |
 ＜まったく人気の無い道＞ |
★新得町からトムラウシ温泉へのみち 新得の町を抜けて約２０ｋｍ、対向車が一台も来ない立派な道はどこまでも続いています。 道路の両側には廃村や廃屋がちらほら。 その中にぽつんと建っていた公衆電話で天気予報を確認しようとするとＢＯＸの中は大きなクモたちの棲家になっていました。 |
 ＜旧、東大雪荘のお風呂＞ |
★東大雪荘のお風呂とキャンプ場 二股総合事務所を抜けてから残り１０ｋｍほどはホコリだらけのダートでした。（当時） 近くのキャンプ場にテントを張って荷物をほうり込むと森の中の一軒家、国民宿舎・東大雪荘に一目散。 温泉に入ってバイクの運転でこわばった体をほぐしました。 その後は国民宿舎を出て、キャンプ場でビールとレトルトカレーの夕食。（笑） 蚊がすごかったけど、星空は最高でした。 東大雪荘も現在は建て替えられてすっかり奇麗になったそうです。 今度は泊まりたいな、ハハハ。 |
 ＜途中で鹿をみた＞ |
★ヌプン温泉までの林道 翌日は二股総合事務所の分岐まで戻って、ヌプンの温泉を目指して林道を走ります。 林道に入ってすぐのところで鹿の親子を見かけました。 次は熊かいな？ と、びくびくしながら長いダートを走りました。 |
 ＜ヌプンの温泉＞ |
★ヌプン温泉までの林道 途中、木材切り出しの４トントラックとギリギリですれ違ったり、大きな湖を眺めたりしながらようやく温泉に辿り着きました。 温泉は林道の対岸にあり、大きな木を切り倒して作られた丸木の一本橋で川を渡ります。 湯船のまわりは何も無い原生林の林。 隣の噴気孔がボコボコ、シュシューと無気味な音を立てていました。 現在は湯船も奇麗になって、脱衣場も出来ているそうです。 |
 ＜菅野温泉の露天風呂＞ |
★菅野温泉までのダート 十勝川の東どなり、鹿追町から然別川に沿って道道７２６号線を北上。 然別湖、白樺峠の手前の北瓜幕の分岐を左に折れて山に入って行きます。 数キロも走るとシイシカリベツ川沿いの道はホコリだらけのダートに．．． 林道のどん詰まりの川沿いに一軒宿の菅野温泉があります。 菅野温泉は日本秘湯を守る会にも所属しているそうです。 温泉に入った後は例によってテント暮らし。 然別峡国設キャンプ場で一泊しました。（笑） |
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