前日より


製材所からは濃い木の香りが漂ってきた（７：２１）

冷たい缶コーヒーを飲みながら、まだ朝霧が残る川沿いを散歩していると製材所が現れた。
奥のほうではゴーゴーと大きな音を立てる巨大な炉が有ったが、炭でも焼いているのか？。


江川崎の少し上流にある長生（ながおい）沈下橋からスタート（８：５９）

この日のスタートは通行止めになっている沈下橋の左岸から。
仁淀川で懲りたので、この日の行程は軽く１２ｋｍほど。

３艇のダッキーを膨らませてスタートを待つが、
その間にも橋から川に飛び込む人も（笑）。


この沈下橋は橋げたが流されていて通行止め中（９：０５）

橋の真ん中の桁が外れて川の中へ沈んでいた。
このあたりは川幅もそこそこ広いので、相当水量が増えたのだろう。
自然の力はおそろしい。


本邦初公開？、沈下橋の断面（９：０５）

一体構造かと思っていたら、こんな仕組みだったのね（橋によっても違うと思うが）。
既製品？の�T型のコンクリート桁を並べて、隙間にコンクリートを流し込んだ構造。
これなら強度の計算も簡単？。両サイドの丸味付けは手作業なのか。


スタートして最初の瀬（９：０９）

岩がらみのちょっとした瀬が現れたが、コースをしっかり見て難なくクリア。


水は充分綺麗だが、仁淀川には負けるか（９：２２）

今まで漕いだ川の中でも上位にランクできる透明度だが、
一昨日の仁淀川相手では少し分が悪い。


地元漁協が川幅一杯に杭打ち中（９：２７）

もうすぐヤナ漁が解禁になるのか？、３０人以上で杭を打ち込んでいた。


江川崎を越えて最初の瀬（９：３３）

カヌー館前の瀬は結構な勾配のあるＳ字コーナーになっている。
水量が少なくファルトでは無理そう。

江川崎で３０艇ぐらいコマーシャルのカヌーツアーが出発準備をしていたがこの瀬は
初心者では少々怖いかも。でもここさえ抜ければ景色を見ながらノンビリ下れるから、
なかなか良い川かも知れない。


途中の河川敷に上陸して休憩（１０：１７）

意外と早く漕げてしまい、このままではすぐにゴールしてしまいそうなので
遊びながら下ることになった。
スタート地点よりも川の透明度は高くなった感じがする。

水温が低いので寒くなったらボートや石の上に寝転がって温まる。
今度来るときは川遊び用に夏でもウェットスーツを持って来よう。


ついに手長エビを捕まえた（１１：４０）

手長エビは川の蛇行部の内側、流れがゆるく石や砂利が堆積したところに居る。
一匹だけでは夕食のおかずにもならないので川へリリース。


津大橋まで下ってきた（１２：２１）


津大橋右岸の目黒川の流れ込み（１２：２５）

橋を越えた右岸にある支流の流れ込みに入ってみる。
家族連れが数グループ、バーベキューや川遊びを楽しんでいた。

ここの瀞場の透明度は本流よりも高く５ｍ以上か？。
覗き込むと瀞場の底まで全て見渡せる。


イオンシャワーと涼風が心地良い（１２：３７）

流れ込みをどんどん遡って行きザラ瀬の出口にフネを乗り上げると、
流れとともに水分たっぷりの涼しい風が吹き降ろしてくる。

真夏だというのに天然のクーラー、ああ極楽。
フネの上で横になって水音を聞きながらリラックス。

寝転んだときの乗り心地はカヌー界随一、こんなときダッキーは最高だと思う。


長い瀞場が続く（１２：４７）

もっとノンビリしていたかったが再び出発。
川幅が一気に広がり流れも随分ゆるくなる。


ゴールの沈下橋が見えてきた（１３：２３）

ノンビリ漕いでいるとようやくゴールの沈下橋が見えてきた。


今日もすでに飛び込み大会開催中（１３：３０）

フネを乾かし、乾いたら日陰に持っていってゴロ寝。
マジ漕ぎも良いけど、時間たっぷりのアウトドアも贅沢だね〜。


前日、無人販売所で仕入れたニンニクを素揚げ（１６：５８）

最後の夜は、いろいろなものを作りながらノンビリ酒盛り。
　

移動日も含めると４泊５日、お盆に家族を置き去りにして男４人で旅して来ました。

いままで人（女の子）にカヌーの話をしていると「四万十川とか行きました？」なんて突然言われ、
いやーあそこはまだ、、、、なんて言うと、「なんだ行った事ないんだ」なんて目をされて
悲しい思いをすることも有りました（サラリーマン転覆隊と同じ話ですが実話です、笑）が
これからは、「あー四万十川ね」といえるので、話しながらビクビクすることも無くなりそうです。
しかし一般女子の間でも四万十川という言葉は結構浸透しているんですなー、驚き。

しかしラフティンをやっていると言って、「海外でしかやったこと無いです」とか「小歩危行きました？」
とか言われてビビッたこともあるので、この２点も早急に攻略する必要がありそうです。
しかし、「ザンベジ川しか行ったことありません」とか言う娘が現れたらどうしよう（笑）。