ここは、岐阜県関市にある長良川河畔の関観光ホテル前。
この日は、いつもお世話になっている名古屋市のウッドノートさん主催の
２００４インフレータブル試乗会の会場です。

気合が入っていたせいか？、試乗会開始時間の９時を
少し過ぎたころには、相棒のＭ君ともども現地に到着。
野村店長には「えらく早く来たね〜」と笑われてしまいました。


河原のタープの前には、インフレータブルがズラリ。
ハイビックス、グラブナー、エアー、グモテックス、スターンズ、などなど。
一番手前のカナディアンはお店の常連、Ｋさんの艇です。
ウー、半年ぶりのカヌーを前に禁断症状で震えがきそうですが．．．．
Ｋさんのキャンピングカー（前日からお泊りだったそうです）で
コーヒーをいただいて、まずはノンビリタイム。

この日は、ご近所（岐阜県）のＨＩＶＩＸ社の服部さんがプロモーションに来られていました。
２００２モデルのＦＫ４００オーナーの私は、あれこれ質問をしまくって
ハイビックスシリーズのことをいろいろ教えていただきました。


まずは２００４年のＮｅｗモデルＡＴＥＮ４２５を試乗。　
このフネは、底面にハイボードを使用してありますが、デッキ部分は
アルミフレームを複数組合わせた構造になっています。
（ＦＫ４００、４３０は底面とデッキの両方がハイボード構造）
そのためか、フネを運ぶために持ち上げた瞬間に「軽い！」と感じます。
（重量は１５ｋｇとのこと）


漕ぎ出した感想も、やはり「漕ぎ出しから軽い！」、
バイク流に言えば「発進加速が良い」という感じでしょうか？。
服部さんの説明によれば、フネの前後が持ちあがった形状なので、
水に接している面積が少ないためだそうです。
ただし、船尾に脱着式のラダー状のボードがついているので
直進性も問題無いそうです。

また、ＦＫ４００、４３０シリーズに比べてサイドのエアチューブが太く、
船の幅も広いため安定性も抜群です。
サイドチューブが１本になっているため舷側（フネの高さ・厚み？）が低く、
ＦＫ４００に比べ、風の影響を受けにくい感じがしました。
この日がカヌー２回目のＭ君も少し慣れてきたら、後はスイスイと漕ぎまわっていました。


この日はちょうど桜も満開。
Ｍ君も私も上流まで漕ぎあがって、桜見物を楽しんでいました。
いやー、本当に気持ち良いネー。

といって楽しんでいると問題が発覚！
いつのまにか船尾のラダー状のボードを壊してしまったようです。
私たちの取り扱いが悪かったのか？。すいません、服部さんごめんなさい〜！


今度はＭ君、２００３モデルのＦＫ４３０ＥＸに挑戦。
乗った瞬間に「グラグラして怖い〜」
ＡＴＥＮ４２５に比べてＦＫ４３０ＥＸは６ｃｍほど幅が狭いのです。
しかし、さすがは「ＥＸ」、りっぱなサイブレイスがついているので、
フネとの一体感はバッチリ。少し慣れればＭ君も怖くなくなった様子。

私も乗りましたが、フネの前後まで水に接していて、直進性も充分。
思いきり力を入れて漕げば、「白波を蹴立てる」ぐらいのスピードが出ます！

力を入れて漕ぐと、右に左に曲がりたがる私のＦＫ４００との性格の違いが
はっきり体感できました。ウーム、旋回性はＦＫ４００の方が上じゃい？（笑）
でも、サイブレイスはエエなー。


Ｍ君（手前）はどちらのフネが良いか？、真剣に思案中です。
私（奥）も、「やはりＥＸは値段が高いだけのことはあるなー」。ムウウ！
２００２モデルのＦＫ４００オーナーとしては複雑な心境です．．．．
（写真提供：ウッドノート野村店長）


そうこうしているうちに、服部さんが「コレ（ＫＡＬＡＬＩ３０００）も乗ってみたら〜」。
雑誌やカタログでしか見たことの無い、双胴のラフトです。
ウーン、少し迷ったもののなかなか乗る機会のないフネなので
挑戦してみることに。

Ｍ君と２人で１００ｍほど上流の流れの速い場所まで担いで行きます。
コイツがまた重量１０ｋｇ、メチャメチャ軽く運べました。


「イーチ、イーチ」と声を掛け、タイミングを合わせて漕ぎます。
ラフトはＭ君も一緒に練習したことがあるので息もぴったり？。
思いのほか漕ぎも軽く、グイグイと進んで行きます。
感想は．．．．面白い〜。いやはや、チョット欲しくなってしまいましたね。
（写真提供：ウッドノート野村店長）


つぎはエアーのリンクスに試乗。
私も時々乗せてもらったことのある艇なので勝手は分かっていますが、
ウーム、漕ぎに力が要りますね〜。
波の大きな所へ突っ込んでも安心できるリンクスですが、
一人で漕いだらかなりくたびれそうです（笑）
（写真提供：ウッドノート野村店長）

最終的にＭ君は、ＦＫ４３０ＥＸを購入することに決定！！
カラーはブルーです。
納車ならぬ「納艇」はゴールデンウィークに間に合うか？

さて、それではオマケのお花見ミニツーリングに出発です。

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