どこへ行っても大混雑間違い無しの、お盆休みも真っ只中。
あまり遠くへ行かずに、人のいないところへ行こうと、
Ｍ君と九頭竜湖へ行くことに決めた。


ライトアップされた旧美濃橋（お盆休み期間限定？）

名古屋から来る私と、岐阜から来るＭ君が合流するのに便利な場所
ということで、長良川に掛かる旧美濃橋で集合した。（地図はココ）

近くのコンビニでビールとツマミを買い込んで、小宴会を開始。
大げさにタープ張ったり、火を焚いたりせずに、折りたたみの
イスとテーブルだけ出してササッと準備完了。


8：00　スタート準備完了

結構遅くまで話し込んでしまったが、早めに起きてＭ君の車で
九頭竜湖に到着。早朝とはいえ、モワッと湿度の多い空気が体にまとわりつく。

九頭竜湖はまわりにフネを降ろせる場所が以外と少ない。（地図はココ）
あらかじめ地図であたりを付けておいた場所でスタート準備を完了。
ポンプアップで少し汗をかいてしまった。早く水の上に出て涼もう。


透明度はこれぐらい

水深のせいで、岸からは濃い緑に見える湖水も
パドルで見ると思ったほど色はついていなかった。

この湖のまわりは山ばかりで人家は数えるほどしかない。
真夏なので植物プランクトンが多いのかもしれないが、
そこいらの川よりは、よっぽどきれいな水だろう。


荒涼としたダム湖の風景

スタート地点から500ｍぐらい沖に、直径10ｍぐらいの島が
水面に顔を出していた。
かつては、小さな山の頂だったのだろうか。
根元を洗われた大きな切り株が２つ、ポツンと残っていた。


水の上は涼しくて気持ちいい

さて、どちらに向かって漕いで行こうか？
湖は風が怖いと聞いていたので早朝に出発したが、
西の方角からゆっくり風が吹いてきた。
風下側に漕いでいって戻れなくなると困るので、風上になる
西側に向かって進むことにした。


湖を横切る大きなつり橋が見えて来た

湖畔のキャンプ場から、子供を乗せたカナディアンが漕ぎ出した来た。
しばらく並走したが、やがて岸のほうへ戻っていった。

向かい風で、漕ぎは重いが涼しい風が心地よい。
Ｍ君と、あれやこれやと話をしながらノンビリと進む。


9：30　わずかな傾斜地に上陸

インフレータブルの悲しさか、時間の割にはあまり前に進んでいない。
小腹も空いたので、どこかに上陸しようと探すが、あまり良い場所が見つからない。

少し漕いで、風をよけられる小さな入り江にフネをつけ、石の斜面でひと休み。
朝飯抜きだったのでナッツやドーナツなどを軽く食べる。（地図はココ）

休んでいるうちに、また少し風が吹き始めた。
太陽は明るく差しているが、西の空には雲が多い。
ノンビリしているうちに、フネを係留していた石が勝手に転がって、
フネが流されそうになった。おっとヤバイヤバイ。


フネを取り替えてスタート

休憩終了後はフネを取りかえることにした。
Ｍ君が幅が広く回転性の良い（直進性の悪い）私のＦＫ４００に乗り、
私が直進性の良いＭ君のＦＫ４３０ＥＸに乗ることにした。

春の試乗会でＦＫ４３０ＥＸの直進性の良さは分かっていたのと、
Ｍ君が初めて乗るフネで苦戦しそうだったので、彼に先行してもらう事にした。

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