過去にも数回出場したことのある、天竜川ＷＷＦに２年ぶりに参加してきた。

観光ラフティングとは違い、レースラフティングは瀬でも漕ぐし、瀞場ではもっと漕ぐ。
景色を見ている余裕など全く無く、ひたすら最速のラインを目指して重いボートを
コントロールしてゆく、、、、というほど上手いチームではないのだが（笑）。

今回からは、１日目のコースが２０ｋｍという長丁場のワイルドウォーター競技になっていたが、
どうやら、２００５年の台風の影響で「鵞流峡（がりゅうきょう）」入り口の瀬が
緩くなってしまい、沈するようなポイントがなくなってしまったからなのだろうか？。

それにしても２０ｋｍは長い！！
（図は２００７年のものですが、コースは同じ）


２時間６分のタイムでゴールしたが、パドルを持つ手が上がらないぐらい、、、バテた。
順位は４メンの部で１３チーム中８位。
パワー全開の大学生チーム相手に、まあまあ善戦したと思う（笑）。

中盤では、自分たちより早い６人乗りの艇を相手に、地の利を生かした
上手いライン取りで、抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り返したり。
（この日は水量が少なく、早い流れの読みと、浅瀬の見極めがカギになった）

それしにしても、途中で抜かれた「チームテイケイ」の速さといったら、、、、
機械のように、一糸乱れぬ漕ぎであっという間に置いていかれてしまった。
むこうは激流対応用の幅広なラフトボートなのに、そんなことにはお構い無しのパワー漕法だ。
同じコースを１時間と２８分でゴール⇒川の流れを差し引けば、２倍以上のスピードか！！


学生さんチームも、最近はグモテックス社のコロラドなど、高速艇を導入していて、
平均年齢４０歳のおじさんチームでは全く歯が立たない。

ゴール後、キャンプ地に着くと心地良い風が吹いていて、、、、
夜の「野外料理コンテスト」の手伝いもせずに爆睡してしまった。
チームのみなさま申し訳ない。


起きてから見物して回っていると、太目のお兄さんの体の上に盛り付けられた
「男体盛り」などという驚愕のメニューを出すチームもあったりして。
試食する主催者の方々もホントに大変だ〜！

他にも、学生パワーが炸裂しまくっていたが、これ以上は当ｈｐの
倫理規定上、問題があるので書かないことにする。
普通のカヌーのイベントと、学生の多いラフティングのイベントでは、
ずいぶんノリが違うようだ（笑）。



一夜明けて、大会２日目の朝。
天竜川に立ち込めた朝霧のむこうから太陽が顔を出す。

体力的に無理の効かない、おじさんチームは酒だけ飲んで、夜は早々に店じまい。
朝早くから起き出して、コーヒーを飲んだり散歩したり。

さわやかな景色の一方、キャンプサイトのあちらこちらで
酒瓶を抱えた学生が眠りこけている。



１日目のパワー勝負に比べて、２日目はテクニカルコース
これで、２日目は我々にも多少は勝機があるのかも？（笑）。

�@のスローバック投げは、失投でタイムアウト→３０秒のロス

�Aの右岸アップゲートは、どう見ても無理なので、はなから捨てて

�Bの左岸アップゲートへ直行し→何とかクリアー

�Cのフリップは、全員フネから飛び降りながら裏返して
私が裏面のバウからよじ登って表返して
待機していた別の人が、横からよじ登って全員を引き上げ、
練習どおりの大成功

�Dのスローバック投げは、コース取りを誤って流され、、、岩にラップ！
どうにか引き剥がし、、、再スタート

�E水神橋の右岸は、波が逆巻いているので軽くパスして（笑）、

�Fの中央岩へ。車で言えばスピンターン＋４輪ドリフト状態で完璧なアプローチ、
下流側から全く無駄のない動きで、ボートのバウを岩にタッチ！
この日、最高に決まったセクションだった

�G毎年恒例、鵞流峡のジャンプ岩でチームテイケイに追いつかれ、、、
あっという間にぶっちぎられてしまった

鵞流峡S字の瀬を抜け、後はひたすら漕ぎまくり、
１１ｋｍを漕破して、そのままゴール！！

２日目の結果は、昨日と同じ４メンの部で１３チーム中８位。
２日トータルの順位も同じく８位。

ウーム、平均年齢の割には、まあ頑張ったかな〜！！



表彰式の商品は、２人乗りのダッキーや、キャンプ用品等々。
最後のジャンケン大会は、、、、毎回すぐ負けるんだな、コレが、無念（笑）。


ラフティングとはどんなものか知りたい方は、以下のサイトをどうぞ（You-tube)
http://www.youtube.com/watch?v=PEp22TMpoHA&mode=related&search=
http://www.youtube.com/watch?v=EmlFZkGPHS8&mode=related&search=
天竜川はこんなに激しい川ではないのでご安心を。
コレぐらいの川でラフティング（激漕ぎ）してみたいですね〜。
ダッキーでは絶対に行きたくないけど（笑）。