２００３　第３７回　東京モーターショー（２００３．１１．４）

ここ数年は恒例のモーターショー見物に、今年も行って参りました。
まずは、名古屋を７時過ぎに出ようとしますが．．．
３連休明けの週はじめ、のぞみの指定席は９時過ぎまで売切れでした（涙）
大坂始発の列車のため、名古屋駅到着時は自由席はすでに一杯！
しかたが無いので、ビジネス客で満員の通路に立ったまま一路東京を目指します。

立つこと１時間半、品川駅で半分以上のお客が降りて行きました。
やれやれ、どうにか座席に有りつきましたが．．．
おかげで、わたしも品川駅開業の恩恵を受けることが出来ました。

乗り換えのため、毎回おなじみの東京駅のえらく長い地下通路をドンドン歩いて行きます。
電車が地上に出ると、今日はとても良い天気で、高架の上から遠くまで景色が良く見えました。
途中、ディズニーシーを車窓から見送ったあと海浜幕張で大混雑の改札を抜け、
幕張メッセまでの長い通路をテクテク歩いて行きます。

そして、ようやくゲートに到着。
もうくたびれたよ〜、帰りたい〜。（笑）


がしかし、今年はいつもと様子が違う。
そう、まだ会場が開いてない（１０：００開場）のでした。
名古屋を出た時間は例年と同じ．．．．そう、「のぞみ」は「ひかり」よりかなり早い！
ダイヤ改正の効果絶大。

それでは、いよいよ会場に突入。

トヨタ系：クロカン４駆の展示無し

まずはトヨタのＦ−１から。
もちろんちゃんと動いていましたよ！


コレがその心臓部。いやー綺麗なモンですねー。


ＬＦ−Ｘ：ハイエンドＳＵＶ。４．３リッターＶ８搭載の３列６人乗り。
そのすべてに「高級の本質」を追い求めるそうです。（会場パンフより）
ハリアーの上級バージョンか？
今後展開されるトヨタ新チャンネルＬＥＸＵＳのブースは、トヨタとは別に用意されていました。
もちろんパンフも別に用意してありました。

ＪＥＥＰ：半分ぐらいは４駆の展示

ジープ・ラングラー：４ＷＤの原点たる究極のフリーダム・マシーン。
”Ｇｏ　Ａｎｙｗｈｅｒｅ．Ｄｏ　Ａｎｙｔｈｉｎｇ．”（どこへでも行ける．何でもできる）ジープだけでしか
経験できない、真実がここにあります。
この車に乗った瞬間から、あなたには目的地を無限に決める自由が与えられるのです。
（会場パンフより）

最初にトヨタを見たのですが．．．お口直しにＪＥＥＰのブースへ。
さすがにここは４駆の展示がメインです。
英語のパンフを日本語に翻訳したっぽいキャッチコピーもＧｏｏｄです。

うーむ、ケバケバしい車ばかりの会場内でこの車（ラングラー）を見ると、ホントに心が
安らぎますね。車を選ぶ・買うという行動・目的の中には、自己顕示の要求があるとは
古来より言い古されてきたことですが．．．
高級車に乗って「趣味は悪いけど俺は金持ってんだぞー」というメッセージを振りまきながら
走るのとは対象に、この車に乗れば「自由・可能性」というメッセージを送ることができるの
でしょうか。

久しぶりに見て、また惚れ直してしまいました（笑）。
しかし、自由と可能性を無限に追求するには、まず先立つものが．．．
クライスラーさん、生産中止にしないでズーッと待っててね。


ジープチェロキー：新世代スタイリッシュジープ
ジープの元祖、ウィリスＭＢを彷彿とさせる丸いヘッドライトに、グラマラスなスタイリングを
身につけたジープチェロキー。その優れたオフロード性能と．．．中略
未開の荒野への旅に挑戦したり、都会にフィットする洗練された性能を堪能したり、
あらゆる場所での充実したドライブを実現します。（会場パンフより）

最近は荒野のほうが安全で、都会の方が危険に満ちているのですが．．．
先代の、誰が見てもカッコイイと思えるデザインから、このモデルに変わった時は、
「なんじゃコリャー！」と正直思いましたね（笑）。
がしかし、時間が経過し街中でも見かけるようになると、結構カワイイと思えてきました。
フツウの４駆（のデザイン）には満足できない、この車を着こなせるセンスの持ち主には
最高に似合うんでしょうな。色も渋いし。


ボルボ、ポルシェ、ＶＷ、アウディー：５ドアＳＵＶが旬です

	ボルボ　ＸＣ９０　Ｔ−６ 背の低い５ドアワゴンに強いボルボが投入した背の高いワゴン。 展示では、ボデーだけがグワーンと２ｍぐらい持ちあがり、下回りの メカが見えるようになっていて面白かったです。
	ポルシェ　カイエン ３．２LノンターボのＶ６は２５０馬力。 ポルシェ製４．５ＬのＶ８ターボは４５０馬力！！ 最高速度はなんと２６６ｋｍ／ｈ。 お値段は．．．．． エアサスペンションにより地上高を大きくすれば、深さ５０ｃｍ までの 水の中も走破できるそうですが．．． そんなもったいないこと、誰がやるんじゃろ？
	ＶＷ　トゥアレグ 上、下の車とは３兄弟です。 ラインアップはV６の３．２Lと、V８の４．２L。 全体的におとなしい感じの外観になっています。 エアサス付き車はカイエン同様に水中走行も可能のようです。
	アウディー　パイクスピーク・クワトロ こちらはまだ発売前のコンセプトカー。 V８ツインターボ４．２Lエンジンは５００馬力とのこと。
	GEMBALLA BITURBO RV-GTR 車としての快適性や日常性を失わずに極限まで挑戦する事が ゲンバラの美学ということですが．．．． ポルシェ・カイエンをベースにしていますが、ゲンバラが出してくる 車ですからハンパではありません。他の「作品」に比べればデザイン はおとなしいほうですが、性能はやはり極限です。 ５．５LのV８ツインターボは出力：６００馬力、トルク：９０Nmを発生。 （２万ｃｃの高速用１０ｔトレーラー車なみのスペック） それを支える足回りは、285/35ZR22でございます。 もう、勝手にやってて下さいという感じ（笑）

日本車に遅れること数年。
アメリカの市場向けに欧州メーカーも一気にSUVのラインナップをそろえてきました。
後から出してくる者には当然、インパクトが必要なので過激なスペックが並んでいます。
それだけ、ハリアー等の影響・衝撃が大きかったのでしょうか？

クロカン４駆の走破性、積載性、見晴らしの良い運転席といった長所と、
背の低い５ドアワゴンが持つ、ハンドリング、乗り心地、静粛性を兼ね備えた車は、今後もうすこしの間
流行しそうです。
実際、ほとんどの人（私も含めて）はクロカン４駆の走破性をフルに引き出すような場面はあまり無くて、
道路外の河川敷や砂浜で、他の車より少し奥の方まで行ったり、スキー場への往復で安心感があれば、
という使い方がほとんどでしょう。
長距離の運転でも乗用車ベースのSUVの方が絶対ラクですからね〜。


スバル：WRCマシンの展示

インプレッサWRC２００３とトロフィー：究極のリアルワールド、WRCで戦い続ける意志。
スバル独自の水平対向エンジン＋SYMMETRICAL　AWDの優位性を証明しつづける、
WRC挑戦１０年間の集大成とも言えるこのマシン。

強いものは美しい。
うーむ、バックの大画面に流れる走りの映像とともに、その迫力に圧倒されてしまいました。
まわりに並んでいるコンセプトカーや市販車たちとは違う、本物の戦うマシンの凄味がビリビリきます。
今後もスバルの走りが楽しみですね。
また、スバルの持つ各種の水平対向エンジンがズラーッと展示されていましたが、おかげで
長年不思議だった水平対向＋ターボ＋クーラーの吸・排気管の取りまわしが良くわかりました。


ハイ、それでは続きは次の機会に（笑）

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最近は、ニーズに合わせて面白いｈｐがたくさん有るようなので、ご紹介します。
わたしのｈｐなんかよりもズッと面白そうです。

●「コンパニオン事前情報」のコーナーでは、
第37回東京モーターショーに出演するコンパニオンを盛り沢山で紹介します。
http://motorshow.msn.co.jp/companion/index.htm

●モーターショーでは忘れちゃいけない隠れた主役！　華やかにそれぞれのブースを盛り上げる、
イベントコンパニオンがメーカーごとに大集合。
http://motorshow2003.yahoo.co.jp/companion/1.html